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ちはる

千早視点なので「ちははる」かな~って思ったんですが「は」は一つで良いんじゃない?
って思って「ちはる」で!


テーマ:時間




「今日はこの辺にしましょうか」
「つっかれた~ね~」

バタンという音と共にその場で大の字になる彼女をみて『私もこんな風にはしゃ
げたらな』と度々思う事もある。

「こら、お腹出てるしはしたないわよ。」
「え~だって、千早ちゃんしか居ないから別に気にしなくて良いのに。」
「そういうことを言ってるんじゃないの、もっとアイドルとして・・・」
「じゃあシャワー浴びようか!たくさん汗かいたし!」

シャー

流れる水と共に今まで身体にまとわり付いていた汗を洗い流す。
「千早ちゃん私洗い終わったからそろそろ出るよ~」
「えぇ私ももう出るわよ。」

まるで古い銭湯での男湯女湯間の会話のような会話である。そんな事を思い少し
ほほえましい。正直銭湯自体行った事があっただろうか・・・
そんな事を思うとテレビ等で得た知識でしか銭湯を知らない自分は乏しい存在な
のだろうか・・・

もにゅ

怪しい違和感が身体を駆け巡る。

もにゅもにゅ

「ん~やっぱり千早ちゃんはココが寂しいよね・・・・」

もにゅもにゅ

「・・・」
「ん~じゃこっちかな?」

すりすり さわさわ

「あなた何をしているの・・・・」
「え?なにって千早ちゃんの成長具合を確認してるだけだけど?」

スパコーン

ついに鉄拳制裁である。
「う~まだ痛い・・・・」
「自業自得よ早く着替えて帰りましょ」

「あ、千早ちゃんちょっと寄り道して良い?」

その時は彼女がどこに行くのかはまったく見当が付いていなかった。

気が付けば電車に乗り、だんだんと郊外へ進んでいく。

「春香どこまで行くの?」
「ふふ~ん、良いと・こ・ろ♪」

トンネルを出たり入ったり、既に先ほどまで見ていた街並みは消えていた。
既に乗っている車両には私たち二人以外誰も乗ってなく、ちょっとした不安が押
し寄せてきた。一度彼女の家には行ったことあったがこっちの方ではなかったの
は覚えていた。

「本当にこっちでよかったの・・・」
「もうすぐ、もうすぐ」

「さぁお待たせしました、これより私の取って置きを千早ちゃんにお見せ致しま
す!」クルっと半回転しながら椅子から立ち上がり、彼女はまるでこれからマジッ
クの司会者のように振舞って見せた。

何度目になるか判らないほどのゴーというトンネルの音が止んだと思ったその時、
目に入ったのは一面の花畑とその先に広がる青い海、それらを茜色に染める夕日
だった。

「綺麗ね・・・・とても」
「えへへ、そうでしょ~」

「で、春香」
「なに?千早ちゃん」
「確かに綺麗なんだけどこれを見せるためにわざわざココまで?」
「そうだよ」


「・・・あなた、もうちょっとほかの事は」
「うん、楽しい事しか考えないよ?だって、こんな事出来るのなんて今のうちだ
けだし、特に私たちアイドルなんて自由になる時間って少ないじゃない。ならそ
の自由に出来る時間全部を楽しい事に使ってやるって決めてるんだ。楽しい事を
する為ならこういう労力は惜しまないことにしてるの。」

レッスンが終わってもずっと歌やダンスの事を考えていたら意気が詰まりそうな
時がある、そんな時いつも彼女のように楽観的になれたら、と思うことがある。
しかしそんな器用に振舞えてたら、今のような堅物ではなく彼女のような自分に
なれてたのだろうか・・・

今からでも少しずつ彼女のように楽しい事に時間を使う事にしてみよう、そうすればきっと・・・


・・・・・・


「ところで春香、どうせ折り返しの駅で降りないのだから一番安い切符を買えば
よかったんじゃないの?」
「え・・・・・」


<終り>


最後はネタです。
春香と千早はそれぞれ考え方も正反対だけど、だからこそうまくやっていける。
的な感じでとらえてます。

次は別のキャラのを書いてみようかなと、今のところノープランですが・・・(汗
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